こちら中国の新学年は、米国と同じ9月が開始月で、来月6月は、受験シーズン、卒業シーズンとなります。
そのため、新入生募集を呼びかける学校PR(開放日)が開催されました。
入学を希望、検討しているご父兄たちの来校に加え、市政府による視察、更にはテレビ局の取材まで入るとあって、校内の飾りつけも今までに無い盛大振り、外部から受付コンパニオンまで採用する力の入れ様です。
当日は、授業もパフォーマンスの一つとして行われ、生徒も教師も互いに授業の合間を縫って舞台や催しの披露、指導をしなければならず、時間調整に苦労させられる異常な状態でした(笑)。
校庭のステージ中央には大型の特設スクリーンも設置され、日本語のスピーチコンテストや踊り、演劇が披露されました。
その傍ら、私は校内の特設会場で“生け花”の実演を行わなければならず、朝から花の仕入れ確認や雑務で校内を行ったり来たり全力疾走。
そうして、いよいよ生け花の実演開始。
数人の生徒と一緒に実演を終えた後、見学に集まった周りの生徒たちにも実際に挑戦してもらう時間を設け、より多くの子供たちに日本文化を体験してもらいました。
私の説明を元に皆、試行錯誤しながら存分に楽しんでいる様子が伺え、テレビ取材の中、何とか大盛況(?)で催しを終えることができました。
ご協力下さいました先生、子供たち、そして日本人の皆様、皆様のお力添え無しには成し遂げられなかった当イベント、この場をお借りしまして心よりお礼申し上げます。
2011/05/05
長沙明照日本語専修学院

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学院際へのお誘いを受け、長沙明照日本語専修学院へ行って参りました。
長沙市中心部より少し離れた郊外の閑静豊かな場所に位置する当学院。
久し振りの5時台起床で眠い目をこすりながらの出発。
担当者から聞いていた路線バスを乗り継いで・・・しかし、支持された場所に路線のバスが無いではありませんか・・・!!
ここ長沙は現在、街中地下鉄工事のためバスの路線が大幅に変更されているのです。
さぁ〜困った、慌ててタクシーを捕まえ運転手さんへ行き先を告げても彼もハッキリと場所が分からない様子。
とにかく分かる所まででいいと、タクシーを乗り継ぎ、乗り継ぎ何とか到着。
着いてみると2棟の可愛らしい校舎と案内係のこれまた可愛い男子生徒が出迎えてくれました(笑)。
開校15年の歴史を持ち、日本の大学など各教育機関との交流にも力を入れている湖南省でも有名な伝統校(全校生徒500名)。
今回は生徒たちによるスピーチコンテスト、朗読コンテストに加え日本からの来賓による特別講演も実施されました。
当たり前ですが、私の学校の生徒たちよりもお兄さん、お姉さんなので、やはり学校全体が落ち着いたムード(笑)。
学園祭の催しを楽しんだ後は、学校の先生方、来賓の方々と昼食をご一緒しながら意見交換が行われました。
中国に来て以来、日本ではなかなかお会する事の無い方々と出会い、興味深いお話を伺う多くの機会に恵まれています、
なんとも光栄なことです。
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2011/05/01
医療事情

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写真左から
*本日の診療科・担当医の紹介掲示板、受付カウンター
*会計カウンター、お昼時であったため一部の窓口しか開いていませんでした。
*薬局窓口
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2011/05/01
医療事情
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5/1はメーデーという世界的な労働者の祭典の関係で、こちら中国も5/1〜5/3まで祝日連休になります。
今日は、知人から浴衣を借りる為、出かけて来ました。
待ち合わせの際、場所を間違え中南大学湘雅二医院に迷い込んでしまうハプニングに見舞われましたが、そこは元医療従事者、興味津々で館内見学を間行してきました(笑)。
カメラを片手に警備員に注意されないかドキドキでしたけど・・・(冷汗)。
日本の皆さんは驚かれるかもしれませんが、ここ中国は土日祝も銀行、郵便局、病院は普通に営業しています。
さて、中南大学湘雅医院の主な概要ですが、診療科数46、入院患者ベッド数なんと2500床!!
(ちなみに鹿児島大学病院は725床)
湖南省はもちろん、全国でも最高水準の医療機関としてその名を馳せています。
病院入り口には、本日の担当医を知らせる電子掲示板と受付用の無人機が設置。受付カウンターには警備員と2,3人のスタッフが居る程度、会計カウンターは別に設けられています。
こちら中国の病院では、診療前に保障料金として治療費を一部前払いするのが一般的なようです。
また、聞いたところによると診療の際、こちらは他人の診察中にも関係なくドカドカ診察室に押し入り、自分の順番を待っているのだとか・・・つまりは、他の患者さんの前で、病名を診断されちゃうわけです(笑)。
それから、こちらの医療保険についてですが、日本のような皆が加入する保険はなく、治療費も全国、全病院一律ではありません。
就業場所によっては医療費をカバーするシステムを採用しているところもあるようですが、基本自費払い。
医療機関によって治療費もピンキリで、有名な医療機関になればなるほど医療費も跳ね上がります。
このように規模、システム何もかもが異なる環境で、実際の医療行為も見学してみたいと好奇心は増す一方、警備員につまみ出されないうちに・・・と早々に退散して来ました(笑)。
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2011/04/30
長沙電器店事情
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毎日のように新しい出来事、発見がある異国での生活、月日の経過と共に思い出の写真も随分と増えてきました。
日本から持参したフラッシュメモリーではとうとう間に合わなくなり、長沙駅周辺へ買いに行って来ました。
ここ長沙の駅周辺は、一種電器店街のようになっており大型店から露店まで数多くの店が軒を連ねています。
ビルの広告板には東芝やlenovoなど各国の電器メーカーが競って宣伝を出し、店内でも各メーカー熾烈な商戦争いを繰り広げています。
ソニーやキャノンといった数多くの日本メーカーも長沙の激戦区で健闘を見せていました。
そして、日本のメーカーに負けず劣らずブース展開しているのがご存知、韓国メーカー、‘サムスン’‘LG’。
確かに日本の製品よりもコストパフォーマンスが良いということで人気のようですが、店内を見る限りまだまだ中国人の間では、日本製にステイタスを感じている方が多いように思いました。
それから、店内でも群を抜いて人気なのがi
phoneやi
padで知られるアップル社の製品。価格もトップクラスです。(日本での購入価格とそう大差ありません)
さて本題のメモリーですが、パソコンの周辺機器に関しては大型店の中に各個人が出店している個別の店舗で購入するのがスタイルとなっているため、何店舗か見て回り、最終的にソニーの商品(50元)を購入しました。(日本製だと信じて・・・)
パソコンや携帯一つで思い出の写真を撮影、保存でき、遠く離れた海外の大切な人達とも繋がっていられる便利な世の中。
これらが無ければ、もしかすると寂しくて悲惨な海外生活を送る羽目になっていたかもしれません。
文明の発展に乾杯!!
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2011/04/29
お客様
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時折、子供たちが学校の敷地内にある私の部屋へ遊びに来てくれます。
今日は、午前中で試験を終えた中学1年生の子供たちが、私に中国料理を披露したいと遊びに来てくれました。
子供たちと一緒に材料を買いに行ったスーパーでは、店員さんの言うことを優しい中国語とジェスチャーで分かり易く私に説明するなど、頼もしい案内人を務めてくれました。
店員さんは、それらのやり取りをただただ不思議そうに眺めるばかり・・・(笑)
自室に戻り、さっそく料理作りを開始。
とにかく油をたっぷり使う中国の料理、自室に有る油で足りるか心配していましたが、以外や以外、想像していたほど油も使わず、調味料も塩、砂糖、醤油、スパイスとして辣椒とニンニクを使うだけ。
たったそれだけで美味しい中華料理の出来上がりです!!
三種類の炒め物に二種類のサラダ、そしてスープ、味も申し分ありません。
これらをこの間まで小学生だった子供たちが作るのですから驚きです。
それに引き換え、大人になっても自分の料理に自信の無い私・・・、
次回は頑張って、私が日本料理を披露したいと・・・思っています・・・(^^;)
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2011/04/24
中国の結婚式
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結婚式に参列してきました。
知人が招待されていた式に図々しくも同行(笑)。 そう、私は招待客ではありません(笑)。
こちらは、友達の友達とか新郎新婦の知らない人も気軽に参加できます。
以前の日記でも少し触れたことがありますが、こちらの結婚式は最初で新郎新婦の入場、お披露目があった後は、
皆自由に飲み食いして満足したらさっさと帰って行きます。
新婚カップルがお色直しのため、席を外している間に客は半分になり、次第に空いた席の片付けが始まります・・・。
招待客もドレスアップせず普段どおりのファッションで参加O.K、ちょっと友人と食事をしに来ました的なノリです(笑)。
また、日本のような余興もありません。
私もちゃっかり料理をご馳走になり満足満腹、幸せ気分を満喫してきました。
新郎新婦様、突然の式参入にも関わらず、温かい笑顔で迎えて下さいまして有難うございました。
末永くお幸せに〜〜!!
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2011/04/23
古今東西
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子供達から時折もらうプレゼント。
それは、お菓子だったり、手作りのアクセサリーだったり、言葉のプレゼントだったり。
先日は手作りの占い、『東西南北(ドン
シー ナン
ベイ)』を貰いました。
折り紙で作られたそれは、私が小さい頃に日本で作って遊んでいたものと全く同じ。
紙の内側に今日はラッキー・デー
or
バッド・デーなどを書き込み、その日の運勢を占って遊んだものです。
ここ中国版占いの中身はと言うと、『猪(豚)』『美女』『シュアイグ(イケ面)』『今天有財運(今日は金運有り)』など。
強烈で笑えたのは『一生光棍(一生独身)』、知ってか知らずか独り身の私には辛いキーワードです(笑)。
今も昔も変わらず人々から親しまれ、愛され続けているものの数々、いつの日か私の受け持った子供達が大人に成り、
今度は彼らが自身の子供達からプレゼントされる日を思うと胸が一杯になります。
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2011/04/15
言葉は文化
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全く言葉が分からない状態で中国入りしてしまった私・・・。
時間が経つのは本当にいもので、中国滞在もあっという間に半月が過ぎました。
少しずつ使えるボキャブラリーやフレーズが増えてはいるものの、やっと宇宙語
「◎×☆%△」
から地球語へ進化してきた状態(笑)。まだまだ中国語と言うには程遠い感じです。
そんな言語学習初心者を悩ませるのが方言。
ここ湖南省だけでも40〜50の方言があるらしく、10km先へ行くと言葉が違うと言うぐらい。
その為、学校の至る所に
『校内では普通語(プートンフォア)を使用』
と張り紙がして有り、教員採用試験には普通語の試験も行われる程です。
正直、回りで話されている言葉は、TVのニュース番組やドラマで聞く中国語とは明らかに異なっているのが分かります。
街に出るとその差は歴然で、学校では通じた言葉が街では通じない・・・ということもしばしば。
そして、もう一つの悩みは日本から持参したテキストで学習する表現方法は、実践では役に立たない事も・・・。
同僚に質問する度に
「いやぁ〜先生、その様な表現は一般的ではありませんよ。」
と何度笑われたことでしょう・・・。
言葉は、その土地の風習や文化が色濃く反映されたものであることを改めて感じます。
‘言葉は生き日々進化ている!!’ まさにそんな感じです。
異言語学習をする上で突き当たる多くの壁、周りに笑われてもめげずに頑張ります!
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2011/04/09
イタリア人的中国人!?
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生徒達に日本語を教え始めて約半月が過ぎました。
だいぶ語彙力、表現力も上がって来たように思います。
「ワタシ、ゴミ タベル。」
(笑)など怪しい日本語も飛び交い思わず吹き出してしまうこともありますが、
「ワタシ、センセイ スキ。」
と可愛い事を言ってくれる生徒も(^^)
しかも私が寒そうにしていると自分の着ている上着を脱ぎ私に着せようとする男子生徒までいます。
先日は、「今日も寒いけど先生に会うと心が温かくなります。」と言われ一瞬ドキッとしてしまいました。
(いかん、いかん!! 私は教師!!(笑))
この事を他の教師に話すと、「中国人は情熱的で、表現も豊かなんです。」という返事。
確かに、こちらのカップルは公共の場でも臆することなく二人の世界にドップリ。(笑)
その為、愛の告白もとても情熱的。
女性の住むアパートの前でキャンドルや花、歌で演出しながら愛を叫ぶ男性・・・なんて話しも珍しくありません。
今この瞬間も、街の何処かで情熱的な愛のセレナーデが奏でられていることでしょう。
日本の草食男子諸君!
イタリア人的日本人を目指してみませんか!?(笑)
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2011/04/05
桜便り
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清明節(チン ミン
ジエ)という伝統的な行事を迎えました。
清明節は農暦(旧暦)の24節気の一つで、今年は、冬至から105日目の4月5日がその日に当たり、4/3〜4/5まで祝日連休になります。
春風と共に空気も爽やかになり、天地は明るく、清らかになることから「清明」
と呼ばれ、中国ではこの日、ご先祖様のお墓参りをする習慣があります。
日本で言うところのお盆休みといったところです。この時節は、雨が多くなる頃でもあり、‘故人を偲び天が涙を流している’と詩的な表現もよく聞かれます。
また、寒い冬を越え気候も暖かくなる時節、春遊びを楽しむため郊外へ散策に出かける人々も増えることから「踏青節(タァ
チン ジエ)」
とも呼ばれ各行楽地が賑わいを見せます。
私もこの連休を利用し、知人と春の散歩を満喫して来ました。
今回おじゃましたのは、長沙南駅近くにある植物園。 庭内には春の花々が今を見頃と咲き誇り、私達を歓迎してくれました。
中でも一際目を引いたのが、何処までも続く‘桜並木’、春のそよ風に吹かれ巻き起こる桜吹雪のなんと美しいことでしょう。
日本のように桜の下で宴会が開かれるような光景こそ見られませんでしたが、一眼レフカメラを片手に撮影を楽しむ人、結婚記念の撮影を楽しむカップル、ハンモック持参で昼寝をする人(笑)など、思い思いに春を満喫しているようでした。
春のエネルギーを身体一杯に受け元気100倍!!残りの中国滞在生活も存分に楽しみたいと思います!
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2011/04/01
国標拉丁
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中国に来て以来、運動らしい運動もせず、身体は鈍る一方・・・。
何か始めようかな・・・と思っていたところへ、スポーツジムで『国標拉丁(グゥオ
ビャオ ラ
ディン)(ラテンダンス)』のレッスンが行われていることを知りさっそく入会、レッスンを開始することに。
ジム入会後、直ぐに行われたトレーナーによる身体測定では、身長、体重、脂肪率など健康状態を細かくチェックされます。
更に肩幅、腕回り、バストと順々にサイズを測定、そしてウエスト部分、トレーナーの手が止まります・・・そして一言、「ウエスト何処?」
体重測定で日本に居た時より3キロ太っていたので、きっと3キロの肉はおなか回りに付いた模様・・・Oh,
My
God!!!
サイズ測定も一通り終わり、「全体的にもう少し筋肉をつけないとね。」というアドバイスを貰い、待ちに待ったラテンダンスのレッスンをスタート。
ラテンダンスは日本に居た頃にも習っていたので、余裕、余裕と高を括っていると、今まで習っていたステップとは少々異なり悪戦苦闘。
それもそのはず、今回の国標拉丁は、社交ダンス・ラテンでフォーマルなタイプ、私がこれまで習ったサルサやメレンゲといったクラブ系のカジュアル・ラテンとはだいぶ異なります。
先生の説明も勿論、全て中国語なので、「イー・アル・サン・スー」「右(ヨウ)、左(ズオ)、ヨウ、ヨウ」という掛け声についていくのがやっと。
お陰で見るも無残な‘たこ踊り’・・・しかし、音楽に合わせ身体を動かすのは本当に楽しいです!
今後、‘たこ踊り’を武器に地元の方達と親睦を深め、日本に帰るまでに括れたウエストを手に入れるぞ!(笑)
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2011/03/31
昭和の香り
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街を歩いていると突然バンッ!!≠ニいう衝撃音!?
辺りを見渡すと路上で鉄釜のようなものを火で温めているおじさんが・・・、その傍らには白いポップコーンのようなものが並んでいます。
そう、それは紛れもなく日本の‘ぽんぽん菓子’です。
こちらでは爆米花(バオ
ミィ
フォア)と呼ばれ、名前の通り米やトウモロコシを加熱・加圧してはじけさせた甘いお菓子です。
小さい頃に駄菓子屋で売られていたような記憶がかすかにある程度で、作る光景を目にしたのは今回が初めて。
最近に至っては、ぽんぽん菓子自体を口にすることは疎か、目にすることすら無くなってしまったように思います。
現地の子供達に聞いてみても
「見たことはあるけれど、あまり食べない・・・」
と、ここでも昔懐かしい光景の一つになりつつあるようです。
発展著しい中国、爆米花に限らず古き良きものが次第に淘汰され、すっかり様変わりしていく社会を思うと複雑です・・・。
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2011/03/28
日本語スピーチコンテスト
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前学期に行われた校内の日本語スピーチコンテスト(予選)に引き続き、今回はその決勝戦が開催されました。
(参加選手は全部で11名)
決勝戦で勝ち抜いた3名は、上海で行われる全国のスピーチコンテスト出場の切符を手にすることになるため、
生徒達の準備にも余念が有りません。
『日本語学習について』というテーマで各生徒それぞれが自身の見解を発表。
皆、日本語を勉強し始めて1〜2年足らずとは思えない程、発音も文法もしっかりと身についており、審査員達も
その能力の高さには驚くばかり。
また、スピーチ後に行われた審査員達によるインタビューにも皆ハキハキと答えます。
選手の中には、日本のゲーム好きが高じて日本語の勉強を始めたという生徒もおり、
「日本のゲームで何が一番好きですか?」という質問に対し、
「スーパーマリオ!!」と元気の良い回答、会場中大笑いです(笑)
選手達の演技はどれも甲乙つけがたく、最終審査には苦労しました。
上海行きの切符を手に入れた生徒、そうでない生徒、思いは色々あると思いますが、皆本当に良く頑張りました。
この様に、日本の文化、言葉が異国で育まれているとういう事は、本当に喜ばしい限りです。
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2011/03/24
長沙スパイシー料理

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3月に入り、寒さが少しずつ緩み始めて来ました。
とは言っても、とにかく気候変動の激しい長沙。まだまだ寒い日も多く、ダウンコートが手放せません。
そんな厳しい環境が反映されてでしょうか、長沙(湖南省)は、中国の中でも特に辛い食べ物を好んで食する地域です。
スーパーに行くと『辣椒が(ラージャオ)(唐辛子)』が山のように積まれ、皆袋一杯に買って行きます。(中国では量り売りが主流)
とにかく、有りと有らゆる料理に辣椒が使われていると言っても過言ではないでしょう。
その中で、いくつか代表的なお料理をご紹介したいと思います。
1つ目は火鍋(フォグゥオ)。
太極の「陰陽」に見立てて仕切った鍋に白湯(バイタン)と呼ばれる白濁のスープと、唐辛子などの調味料が沢山入った辛い麻辣(マーラー)スープの2種類に好みの食材を入れ煮込む料理です。
麻辣スープの方は口から火が出そうな辛さですが、辛い中にも後を引く美味しさがあります。
2つ目は麻辣湯(マーラータン)。
もともとは四川料理らしいのですが、これも中国の食生活では欠かせない料理の1つ。
好きな具材と麺のタイプを選び調理してもらいます。
‘スパイスの効いたラーメン’と言えばイメージし易いかもしれません。
見た目ほど辛くもなく体もホカホカになる一品。
3つ目は冬茹菜心粉(ドン
ルゥ ツァイ シン
フェン)。
こちらは、椎茸と青梗菜がトッピングされた醤油ベースのあっさりした一品。
麺はお米から作られたもので日本の‘きし麺’のような感じです。
ちょっと、辛い料理を一休みしたい時にお薦めです。
このように、普段から香辛料をふんだんに使った食生活を送っているからでしょうか、長沙の女性達はお肌が綺麗です。
美肌効果を期待しつつ、今後も色々な中国料理を堪能したいと思います!(笑)
《写真:火鍋、麻辣湯、冬茹菜心粉》 |
2011/03/15
東北大地震
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通信設備の不備で、外界で何が起こっているのか把握できない環境のため、今回の日本の大地震についても友人達からの連絡で知ることとなりました。
慌ててインターネットサイトでニュースを確認。
あまりの惨事に思わず涙が出てしまいました。
日本の皆様が大変な被害に遭っている中で、のん気に日記を更新するのは気持ちが咎め、自粛しているところですが、
ここ中国の反応をお知らせするために筆をとった次第です。
中国でも一部の報道機関では、1日中日本の状況を放送しているようで、私の勤務する学校の同僚、生徒達からは、気遣いと、励ましの言葉が後を絶ちません。
その様な中、私から
「皆様、世界各国の方々が日本を支援、応援して下さっています、本当に感謝しています。」 と答えたところ、 「当たり前のことです。皆、同じ人間ではないですか。」
と、涙がこぼれそうになりました。
それと共に、 「日本の皆さんは、こんな大変な中でも礼儀を忘れず、素晴らしいですね。」
とお褒めのお言葉もありました。
惨事の中でも日本では物資を巡り暴動が起きるような事もなく、規律がきちんと保たれている状況に驚き、感心されているようです。 日本人として誇りに思います。
1日も早い被災地の復興を心より願っております。
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2011/02/18
ようこそ鹿児島の高校生!
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2/18から5日間の予定で、鹿児島市より9名の交流団員が長沙市へやって来ました。
彼らは皆、バスケットボール部に所属する鹿児島市の高校生という条件の下に選ばれたメンバーです。
今回の滞在目的は、受け入れ校である我が校の生徒宅でのホームステイとバスケットボールの名門、‘明徳学校’チームとの対戦試合。
訪問団の到着時に行われた歓迎の席では、日本、中国双方の関係者に緊張の色が隠せず、私が担当する日本語クラスの生徒達も、緊張のあまり皆英語で自己紹介。(笑)
紹介を終えた後は、交流団、ホストファミリー共に学校内を見学していただき、暫し交流。。。
時間の経過と共に緊張も解れ、次第に皆の顔にも笑顔が見え始めます。
午後からはバスケットボールの試合のため、一旦ホストファミリーと別れ‘明徳学校’へ移動。
道中、高校生達は大好きなバスケを前にハイテンションです。
そして、いよいよ試合会場’明徳学校’へ到着。
さすがは、長沙でも屈指の伝統校、学校の規模も大きく、バスケットチームのメンバーも大粒揃い・・・。
その高校生らしからぬ体格に一同息を呑むも、鹿児島パワーだって負けてはいません!! 頭一つ分程も違う大粒チームに大健闘を見せました!
残念ながら望むような結果は得られませんでしたが、子供達にとってはこれも異国での貴重な体験となったことに違いありません。
そうして迎えた長沙滞在最後の夜、送別の席では生徒達の体験話に花が咲き、生徒達が今回の中国滞在で多くのことを感じ得た様子が伺えました。
初めて会った時は、恥ずかしそうに自己紹介をしていた彼ら、それが今では立派に国際人の仲間入りを果たし、自信溢れる姿に成長しています。
きっと、親御さんたちも大きく成長した我が子の姿を見て、誇らしく思うことでしょう。
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2011/02/09
韶山・花明楼

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長沙市の南西に位置する緑豊かな丘陵地帯‘韶山(シャオ シャン)・花明楼(フォア ミン
ロウ)’の1日バスツアーに参加して来ました。
韶山は中華人民共和国創立の立役者‘毛澤東(マオ ズォ
ドン)主席’の生家があることで有名な場所、そして花明楼は副主席‘劉少奇(リュウ シャオ
チィ)’が幼少期から青年期までを過ごした土地として知られる所です。
先ずは長沙市中心部からバスで約2時間の韶山風景名勝区へ。
この辺りは、毛澤東主席の記念館や故居など彼に関する文化財が数多く点在する観光名所となっています。
到着後すぐに案内された土産品店兼資料館では、主席の生い立ちなどの説明があり、その後、銅像のある広場へ。
広場周辺に着いてみると、そこは想像を超える人・人・人の数!! 記念館や生家も物凄い人で、ゆっくりと見ることも許されません。
一通り韶山地区の見学を終えた後は、花明楼へ移動。
移動中、ツアー客から「日本人なの?」と声をかけられ、「日本人に会うのは初めてなの」と、知っている日本語を口々に話しかけてきてくれます。
中には一緒に写真を撮って欲しいという方までいて、まさにミッキーマウス状態(笑)
しかし、そんな愉快な旅路とは裏腹に劉少奇副主席の故居に着く頃には小雨が降り始め、足早の見学を余儀なくされることに。
1日のスケジュールを終え、長沙駅に着く頃にはすっかり日も暮れ、街は家路を急ぐ人達で混雑を見せていました。
その人混みの中には、旅中の素敵な人達との出会いに思いを馳せる、ニヤつき顔の怪しい日本人女性の姿も・・・(笑)
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2011/02/03
春節快楽!!

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旧暦のお正月を迎えました!
日本の皆さんの中にはこの日、中国は国を挙げて休日に入ると思っている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、大型スーパーや一部の飲食店は通常通り営業を行い、バスや汽車などの公共の交通機関も普通に運行しています。(田舎はどうか分かりませんが・・・?)
そして、何よりも驚くのが街の至るところで打ちあがる‘鞭炮(ビエン
パオ)(爆竹)’と花火。
2/2の大晦日から2/3の明け方近くまで絶え間なく爆音が鳴り響き、それに呼応するかのようにバイクの防犯装置も作動し街中歓喜の大合唱です!(笑)
慣れない轟音にまるで爆撃でも受けているかのような恐怖さえ感じるほどでした。(笑)
新年を迎え、お正月を友人宅で過ごすため火薬の臭いに包まれる街へ出ると、街角には長沙市政府より発行された‘火気取扱い注意’の触書、そしてバラの花びらのように散らばる鞭炮と花火の残骸、それらから前夜の盛大で賑やかな祝賀が見て取れます。
また、建物の入り口には‘*對聯(ドゥイ
リエン)’という春節を祝うための装飾が施され、街全体が赤色で染まる華やかな中国のお正月。
(*對聯は、日本で言う門松や注連縄のようなもので、扉には「‘福’が落ちてきますように・・・」と願いを込め‘福’の文字を逆さに飾る方もいます。)
そして、これらの装飾がなぜ赤色であるのかということですが、中国の故事によると、遠い昔、森に‘年(ニェン)’と呼ばれる人を喰らう獰猛な動物が住んでいたと言われています。‘年’は一年に一度365日目に人里へ降りて来ると言い伝えられ、人々に恐れられていたそうです。
しかし、獰猛な‘年’にも赤色を嫌う弱点があり、それを知った人々は赤色のランタンや對聯で街を飾り、寝ずの番で爆竹を鳴らし‘年’を追い払っていたそうです。
このため中国では、旧正月のことを『‘年’が過ぎて行く』という意味の‘過年(グォ
ニェン)’と別称で呼んだりもします。
寒さも緩み、春の到来を間近に感じさせる天候に恵まれた今年の春節、
木々や花々が息吹く穏やかな春の訪れが待ち遠しいです。
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2011/01/28
石林

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いよいよ旅も終盤です。
前日の神様への願いが叶ったのか体調もまずまず(^^)
この日は、朝から翡翠を扱うアクセサリー店や雲南省名産のプーアール茶の店など、いわゆるツアーならではの土産店巡り。
どのお店も結構な値段で気軽に買える感じではありません・・・。
プーアール茶のお店では何種類ものお茶を試飲させてもらい、樹齢により味の深さと値段、更には効能まで異なってくることを知りました。
日本でもプーアール茶は、便秘やダイエットに良いともてはやされているお茶ですが、苦味成分には上気道炎などの呼吸器系疾患の症状を和らげる効果もあることは意外と知られていないのではないでしょうか?
午後からはバスで約1時間半かけて石林(シーリン)という世界遺産スポットへ。
石林は、約3億年前に海底が隆起、浸食、風化されて造られたと言われており、世界が注目する地質公園です。石質は、石灰岩。広さは、35万平方kmにも及びます。
庭内では、民族衣装に身を包んだ女性達が踊りを披露してくれる場所があったり、ちょっとしたパワースポットもあり、石にあまり興味が無い私でも結構楽しめました(笑)
とにかく中国大陸は広大で、歴史的文化財も数多く残る魅力的な国。
しかし、国土の多くは砂漠地帯という悲しい現実も併せ持っています。
そして、今やそれを押し進めるかのように中国各地で激化する開発ラッシュ。
今回旅した少数民族の暮らす地域も最早開発の波は避けられず、町が新しいものへと塗り替えられていく様子が伺えました。
私が目にした素晴らしい風景の数々、是非とも大切に後世へ受け継がれていって欲しいものです。
願わくは、心無い人達による不必要な自然破壊だけはあらんことを・・・。
《写真:プーアール茶店、石林1,2》 |
2011/01/27
大理

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午前8:30出発、3時間半かけて大理(ダーリィ) にある国の重要文化財‘崇聖寺三塔’へ。
ここは、蒼山の麓にある三基の塔で有名な仏教寺院です。
元々は、崇聖寺院(建物)の中にこの三つの塔があったそうなのですが、兵火にさらされ現在では、塔のみが残されています。
また、1925年にこの地を襲った大地震にもびくともせず、今の姿を保っていることから、大理のシンボルとして人々から崇められています。
そして、とにかく標高が高く、広大な敷地面積を誇る寺院、前日の雪山で少々体調を崩してしまった私には、庭内散策は結構つらいものがありました。
目の前の神様に「どうか、旅行中体がもちますように・・・」とすがる思いで手を合わせる情けない私・・・。
そんな邪な私の傍らで、中国の方々は熱心にガイドさんの話に耳を傾け、祈願しています。
そうして、いよいよ寺院最高峰のお釈迦様のご神体が置かれる塔へ到着。
そこから眺める大理の町並みは本当に美しく、今までに体験したことの無い崇高な聖域でした。
寺院参拝の後は大理に別れを告げ、バスで約3時間のところにある楚雄市(チューション
シィ)へ。
ここで初めて焼鍋(シャオ
グオ)という水炊きのような鍋料理を頂きました。
毎日、辛い料理が殆どの長沙の食生活とは一転し、旅行中は優しい味付けのものばかり。
地域間でこんなにも風土や民族(顔つき)、食文化が異なるものなのかと中国大陸の広さに驚きながら、この日は体調のためにも早めの就寝。
《写真:寺院入口、三基の塔、寺院》 |
2011/01/26
麗江(後編)

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バスでゆらり揺られてお昼寝タイム、そこへ子守唄のように響くガイドさんのアナウンス。 すると突然「再見!」という挨拶と共に去って行くところで目が覚めました!? あれっ? 午後からも観光予定があったはずなのに・・・言葉が完全に理解できないのも本当にシンドイです。 結局、他の乗客たちと一たん麗江の宿へ戻り、ガイドさんの携帯へ確認の電話を入れた後、友人と二人、 午後の自由行動に出かけました。
麗江は、何と言っても世界遺産‘麗江古城’で有名な所。 8世紀頃に古代中国のナシ族により建設された小国で、今以て少数民族の文化が数多く残された伝統的集落です。 まさに、‘ザ・チャイナ’を体験できるオリエンタル度90%な場所。 100%までもうちょっとな点は、ピザハットやKFCの存在。(笑) そんな辛口採点をしておきながら、中華料理に少々飽き気味になっている私は、夕食にピザハットで久々の西洋料理。(笑)
そして、旅のもう一つの楽しみ事、それは何と言ってもショッピング! ここ古城の民芸品屋さんで初めて値段交渉へもトライしてみました。 そもそも値切るなんて日本ではなかなか経験できません。 たまたま話し好きな、人の良いおじさんだったお陰もあり10元だったピアスを5元にまけて貰えました。
よぉ〜し、これで値切る中国語フレーズも使えるようになったぞ!(笑)
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2011/01/26
麗江(前編)

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1/26 午前7時、‘玉龍雪山(ユゥ ロン シュエ
シャン)’へ出発。 このところの中国各地の豪雪で、出発当初から雪山の遊覧は望み薄と説明を受けていただけに思わぬ幸運です。 現地へ到着し、バスを降りた瞬間のもの凄い寒気、それと共に目の前に広がる壮大で力強い大自然の美しさには、思わず息を呑でしまいます。 大自然の迫力に圧倒され、途中入場券(50元)を落としてしまう間抜けな私・・・再度購入する羽目に・・・(苦笑) 遊歩道の途中には、ヒマラヤ山脈周域に見られる色とりどりの旗飾りや日本の絵馬祈願のようなものがところ狭しと奉納され、私もしっかりと祈願して来ました。(笑)
景色を楽しんだ後は1合目付近へ下山し、雲南省に数多く存在する少数民族の舞踊を観覧。 壮大な玉龍雪山を頂く屋外ステージで行われる演技は、スケールも大きく感動的です。 我々人類の先代たちが守り繋いできた命、そしてその命を育んできた大自然。人類の歴史、原点を謳った心打つ内容で感動の涙がこぼれます。 その後は、‘玉水寨(ユゥ
シュイ
ザイ)’へ移動。 こちらは大自然を司る神様を祭った庭園で、ご神体がドラゴンという珍しいお姿。 ‘万物が神’という日本古来の信教にも通ずるものがあるのかな(?)と、またここでも日本と中国の共通点を見出しつつ、心もすっかり浄化され、思うことも無くモリモリ昼食を食べ、バスの中で高イビキ(笑)
1/26(後編)へ続く・・・。
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2011/01/25
雲南省5泊6日の旅

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1/24
出発当日、長沙空港周辺は濃い霧の影響で視界ゼロ。 空港で今回一緒に旅をする友人と待ち合わせ、チェックインを済ませたものの空港内の電子掲示板には、中国全土へ向かう全便に‘延遅’の文字。 利用客で騒然とする館内で私達も4時間待ちの末にようやく目的地、雲南省・昆明空港へ出発することが出来ました。 現地到着時刻は既に夜の9時を回り、この日はそのまま宿へ直行し、就寝。
明けて1/25
天気は快晴!! 今回のツアー客(約30人)がホテル前に集合し、先ずは出発前の点呼。 やはりここでも「中国語大丈夫?」という現地ガイドさんからの質問。 「一点点(イー
ディエン
ディエン)(少し)」と答えると、ガイドさん「一点点!!」 Oh〜No!!といった表情(笑) そんなガイドさんの心配をよそに、ウキウキ気分でバスに乗り込む私達外国人を珍として眺める乗客達に囲まれながら、昆明市内からバスで約4時間のところにある大理(ダーリィ)へ出発。 この辺りは少数民族・白族(バイズゥ)が暮らす地域として有名なところ、町並みも行き交う人々もノスタルジックな薫り漂う素敵な町です。
先ずは文化財‘大理古城’を見学。城内には、伝統工芸品を扱う店も多く、見て歩くだけでも充分に楽しめます。 その後は、白族の文化を紹介する施設へ移動し、伝統舞踊を観覧しながら伝統茶を頂きました。 数種類頂いたお茶の中には、日本の生姜湯に近いものもあり、同じお茶文化圏であることを改めて実感。 そうして、この日は麗江(リージャン)の可愛らしいコンパートメントスタイルの宿にて就寝。
《写真:大理古城、白族家屋内、白族民族衣装》 |
2011/01/21
忘年会
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春節を前に学校全体の忘年会が開かれました。 会場のホテルへ向かう車の中で、同僚達に中国の感想を聞かれ、慣れない中国語を使っての返事に大笑いされる一幕も。(笑) 日本へ行ったことがある同僚からは、「日本は街がとても綺麗だから、こっちの汚さに驚いたでしょう?」と返事に困る質問も・・・。 しかし、正直に自分の感想を述べさせて頂きました。(笑)
皆が会場に揃い「春節快楽!(チュンジエ
クゥアイラ)(春節おめでとう)」という賑やかな挨拶で忘年会がスタート! 抽選会も行われ商品をゲットした人達は、皆ホクホク顔です。 くじ運が良いとは決して言えない私も商品を貰うことができホクホク顔の仲間入り!! たぶん、外教という立場から優遇されての商品ゲットだったような気もしますが・・・?
宴会も滞りなく進み、皆リラックスモードで食も酒も進みます。 会場の賑わいも最高潮、そろそろ「宴も酣・・・」的なしめの挨拶があるのかなと思っていると次々と席を立ち、帰って行く同僚達・・・!??? こちらの人達は、自分が満足いくだけ飲み食いしたらさっさと帰るのが普通のようです。 聞くところによると、結婚式も同じで新郎新婦がお色直しのため中座し、戻ってくると客が半分になっているという我々日本人からすると笑えない光景があるそうです。
どちらが良いとか悪いとか、正しいとか正しくないとか、そんな野暮なことは言いません。 真の国際人になるべく、互いの文化や習慣を尊重できる素敵な美女(メイニュウ)を目指し、新年も邁進します(^^)
景品
: お菓子の詰め合わせセット。 暫くお菓子には困りません(笑)
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2011/01/18
チョッシー出現!!
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今年は日本列島に異常気象とも言える厳しい寒波が押し寄せていると聞いています。 ここ長沙も例年に無く雪の日が多く、現地の方達も‘異常気象’だと言っているほどです。
長沙の冬は、日本でいうと関東地方の気温に近いようですが、こちらは湿度が高く身にしみるような寒さで、 体感温度が明らかに異なるような気がします。 そのため街には、ダウンコートや内側に起毛が施された靴など防寒用品を取り扱う店が数多く存在します。
そして、今日も雪。 雪が降るといっても市内はそんなに積雪しないので、交通機関が麻痺するような心配はそうありません。 むしろ、雪が降ると子供達は喜んで雪遊びを楽しんでいます。 今朝もいつものように窓際のテーブールに座り、外を眺めながらのんびりと朝食をとっていると何やら校庭に 白い物体が・・・!? よぉーく目を凝らして見ると、怪獣らしき形をしています。 鹿児島の池田湖‘イッシー’ならぬ‘チョッシー’出現です!!(笑)
しかし、部屋でじーっとしているのは寒い! 薩摩っ子には厳しい寒さです。 自室に暖房はあるのですが、床がタイル式で部屋が広すぎる為、なかなか暖まりません。 室内でも着込んで、毛布に包まりながら生活をしています(笑) 時には、寒さに耐えかねて外へ散歩に出かける程です。 これも異文化体験、寒い冬にも負けないぞ!!(笑)
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2011/01/16
冬休み

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一昨日より冬休みに入りました。 休みに入り着の身着のまま、気の向くままのダラダラ生活を送っております。 そんなダラダラ生活で一番不便に感じるのが食事。 学校期間中は昼食にバランスの良い食事が頂けるので体調管理に大助かりなのですが、この休暇期間は それを自身でコントロールしないといけません。 毎日代わり映えのしない自作のご飯、運動不足の解消も兼ねて近所の食堂を訪ね歩いています。 昨日は、自宅から歩いて15分〜20分ぐらいのところにある蒸し料理のお店へ行って来ました。 大きな蒸し器の中に様々なお料理が準備されており、その中から好きな料理を選びます。 値段は、だいたい1皿5〜6元ぐらい。 大人数で行けば幾種類もの料理を楽しめるのですが、1人だと2〜3品がせいぜい・・・。 今回は、「花菜(フォアツァイ)
(カリフラワー)」の炒め物と「猪肉(ジューロウ)
(豚肉)」の蒸し物の二品に白ご飯。 カリフラワーの方は醤油ベースで日本人にも馴染みやすい味付けで、豚肉の方は八角のような何か独特の香辛料が味のポイントになっている、日本ではなかなか無いユニークな味付けでした。
食事の後は、ウィンドーショッピング。 通りがかった電気店前で真っ赤な衣装を身に着け太鼓を持っている女性達の集団を発見。 どうやら、お店のリニューアルオープンを記念する催しのようです。 こちらでは、祝い事の際、爆竹や花火、踊りでその門出を祝う習慣があり、毎日のように何処からか爆竹や 花火の音が聞こえ賑やかです。 日本だとご近所さんに騒音被害で警察へ通報されそうですけど・・・。(笑) そこは習慣の違いと中国人の大らかさによって許されるところなのでしょう。
さてと、明日の昼食はどうしようかなぁ〜(笑) 忙しく働いている日本の皆さん、どうもすみません。 どうか、私ののん気な生活に呆れること無く、大らかに笑ってやって下さい。
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2011/01/12
学期末試験
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冬休みが間近に迫って来ました。 長期休暇を前に当校は現在、学期末の試験中です。 日本の学校ですと試験期間がきっちりと日程に組み込まれ、学校全体で試験が実施されますが、 こちらの学校は‘いついつの期間で各教師テストを行うように’といった具合です。
担当クラスの平均点が低いと教師の能力が問われるからでしょうか(?)、試験期間が近づくと テスト対応の授業を行う教師が多いようです。 私も同僚のアドバイスを受けこれまで学習した内容を総復習し、今週からの期末試験に備えました。 そして、筆記と会話の試験を月曜日から3日間かけて実施。 普段、一クラス約60人の授業では、生徒1人1人と向き合うのはなかなか容易な事ではありません。 その為、今回のマンツーマンで行った会話試験は生徒1人1人と向き合う良い機会であったと思います。 但し、生徒の思いは少々異なるかもしれませんが・・・(笑)。
しかし、試験とは言え、優劣をつけなくてはならないなんて・・・胸が痛みます。 子供達のことを思えばこそ、そこは心を鬼にして評価、採点しなければなりません。 採点後はデーター分析をし、担任と学校へ提出する成績報告書の作成です。 全体的に勉強を頑張った様子が伺える結果となりホッと一安心。
もし、私が同じように中国語の試験を受けたら生徒達のように良い成績が出せるか疑問です(笑)。 生徒達に笑われないよう私も努力しなくては(^^;
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2011/01/08
年賀カード
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この度の中国行きを招聘して下さった市政府より、新年を祝うカードを頂きました。 本来ならば、私から挨拶状を出さなければならないところなのに・・・恥ずかしい限りです。
新年の挨拶は出来ませんでしたが、春節(旧正月)の挨拶こそはと本市場へカードを買いに行ってきました。 ここ長沙は街の大きさに対し本屋が圧倒的に少なく、今回お邪魔した本市場のほかに大型の本屋が1店ある程度。 日本のような娯楽雑誌も店頭にはあまり見られません。 カレンダーやメッセージカードなどのステーショナリー専門の店舗や参考書・専門書、書道道具など実用的な商品を扱う店舗が大半です。 また、日本の本屋のように検索システムが備えてあるわけではないので、場合によっては目的とするものを探し当てるのに少し苦労するかもしれません。
さて、今回の目的である年賀ka(ニェン
フー
カー)、日本のものとするとだいぶ華やかで種類も豊富。 その美しさに自分用も購入してしまいました(笑)。 そして、さっそく内容書き。 事前に同僚に添削してもらっていた年賀メッセージ。 中国の‘簡体字’と日本の漢字との違いに注意しながら丁寧に清書。 これで春節の準備もバッチリ!
早〜く来い来い春節〜〜♪
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2011/01/07
学校区
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こちらの小・中・高は、日本のように学校区がありません。 そのため良い大学を目指し、より良い学校で教育を受けるため小さい頃から親元を離れる子供達が少なくないようです。 中には幼稚園から寮生活を送る子供もいるというから驚きです。
勿論、私の学校にも遠方の子供達のための寮が完備されています。いくら思春期に差し掛かる年齢だとは言ってもまだまだ親に甘えたい時期、私に抱きついて来る子がいたり、近くにいたがる子がいたり・・・。 時にはホームシックで塞ぎ込んでしまう子供もいます。 私の担当クラスにもとうとう脱落者が出てしまいました。 なかなか新しい環境に馴染めずに授業どころではなかった彼女、結局親元から通える学校へ転校して行きました。
‘一人っ子政策’、子供のために親も一生懸命です。 子供は子供で親の期待を一身に受け常にプレッシャーと戦っているようです。
しかし、一方で豊かな社会で育っている現在の中国の子供達、以前の若者にはあったハングリー精神は今やだんだん無くなりつつあると嘆く教育関係者もいます。 どこの国も悩める問題は同じようです。
未来の子供達のために私たち大人がなすべき課題は、そう容易いものではなさそうです・・・。
《写真:学校中庭》
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2011/01/03
美容室デビュー!!
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中国行きを決意してから約1年、お洒落に構う余裕もなく髪も延び放題。(苦笑) 我慢しきれずに思い切って近所の美容室へ行って来ました。
日本のインターネットサイトで見つけたヘアスタイルのプリントを見せながら店員さんへ説明。 プリントの説明書きが日本語であったため「あなた日本人?」「中国語分かる?」と店員さんも少々不安気。 それでも、快くシャンプー台へ案内してくれました。 シャンプー代は別途料金で20元。 シャンプー、ヘッドマッサージは日本のようにとても丁寧。日本のようなサービスは期待していなかっただけにちょっと意外。 そして、店員のお姉さんが耳を指しながら何やら説明。。。言っていることがよく分からずに適当に「可以」と言ったら耳掃除までしてくれました(笑) 鼓膜破られたらどうしよう・・・とビクビクしてしまいましたが、これが結構気持ち良かった〜〜!(笑)
次は、髪を切るスタイリストの指名。 この店では、スタイリストのランクが5段階あり、値段は下が30元〜上は188元。 私は下から3番目の98元を選択。 髪を切ってもらっている最中、勇気を出してスタイリストの男性に話しかけてみました。
「我住在zhe儿附近。我看ni
men跳。很有意思。」 (私はこの付近に住んでいます。あなた達が踊っているのを見ます。とても面白いです。)
ここ数ヶ月の間、美容室の店員さん達が時々外で踊っているのを見ていたのでそれを口に出して言ってみました。 どうやら、この店の準備体操のようです。 日本でもミーティングにダンスが取り入れられたら楽しいだろうなぁ〜と思うのですが、日本の皆さんはどう思われますか?(笑)
満足のいく髪型にしてもらい気分もアゲアゲ(笑)、心機一転また明日から頑張ります!!
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2011/01/01
新年快楽!
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明けましておめでとうございます!
さて、2011年が幕開けしました。 皆様新年を如何お過ごしでしょうか? こちら中国のお正月は、皆様もご存知のように旧暦で祝います。 そのため、年末年始もいつもと変わらぬ通常通りの生活ですが、12/31除夕(chu
xi)の夜には餃子を食べる家庭も多く、 1/1〜1/3の三が日は学校、会社も休みになります。
中国で迎えたお正月、昨夜(12/31)から日本人会の面々と年越しパティーを楽しみ今朝方帰宅してきました。(笑) 皆で年越し蕎麦を頂きながらのカウントダウン、新年と共に湘江から打ちあがる花火、最高に楽しい新年の幕開けと なりました。 そして、夜通し続けられたダーツ、長沙式マージャン、お喋り・・・、徹夜なんてもう何年ぶりでしょう・・・・さすがに自宅へ着いたときはヘロヘロ。 そのままベッドへ倒れ込み、元日早々寝正月となってしまいました(笑)
こんなだらしない1年の始まりとなりましたが、今年も1年充実した年になるよう頑張ります。 皆様にとりましても、素晴らしい1年となりますよう心よりお祈り致しております。 2011年元旦
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2010/12/31
2010年 大晦日
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今年も残すところあと数時間、鹿児島の実家より便りがありました。
南国鹿児島にも雪が降ったという知らせと共に届いた温かい親心。 また、日本文化を知っている現地の同僚からはお蕎麦と餅の差し入れを頂きました。
遠くはなれ改めて感じる家族や友人達の有り難さ。
今年1年、皆様には大変お世話になりました。心よりお礼を申し上げます。
どうか、皆様も良いお年をお迎え下さい。
《写真:父作・雪鏡餅(笑)、実家雪景色》
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2010/12/28
お仕事
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日々の業務にもだいぶ慣れて来ました。 生徒達も私の授業に慣れてきているようで、最近では言葉の不自由な私を気遣い助けてくれます。
さて、業務内容の方ですが、授業は1日2コマ〜4コマ(1コマ40分)。 空き時間や帰宅後に授業の準備をします。
先日は、他校から教員関係者の来校があり学校視察も行われました。 当校初の専属日本語教師ということで先方の先生方へ紹介があり、授業も見学されて行きました。 生徒達は視察団に良い所を見せようと興奮度はMAX!セーブするのに一苦労でした(笑)
また、他の業務として教務計画書や教務指導日誌の作成も義務付けられています。 毎日授業が終わった後、自分の立てた計画への評価、反省の記録を取ります。 時には、あまり授業を聞いていない生徒もいたりで凹んでしまうこともありますが、 自分も学生の頃、授業中うわの空だったことを思い出し、きっと当時の先生も今の私と同じような事を感じていたのかも・・・ と今更ながら反省・・・「先生、ごめんなさい・・・。」
可愛い子供達のために私も頑張ります!!
《写真:職員室》 |
2010/12/24
聖誕節快樂!!
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初めて異国で迎えたクリスマス。 こちら中国はクリスマスが近付いてもこれと言って街が彩られるわけでも無く、日本のそれとは随分と温度差があります。 授業で子供達に日本の家庭ではクリスマスにケーキを食べる習慣を伝えたところ驚かれました。 とはいえ、若い世代にとって心躍るイベントであることには間違いないらしく、校舎や教室は生徒達によって飾りつけられ、学校全体が楽しい雰囲気に包まれました。 授業を行うため担当クラスへ向かうと子供達が黒板の前に集まり何やら作業をしています。 見ると「聖誕節快樂!(sheng
dan jie kuai
le)」(メリークリスマス!)と心のこもったメッセージが。。。嬉しくて黒板を消すのが躊躇われました。 授業をさせないための策略!?(笑)
他にも授業を行ったクラスそれぞれから心温まるプレゼントを貰いました。 中でも気になったのがリンゴのプレゼント。 街に出てもリンゴがラッピングされ店頭に並んでいます・・・???
さっそく同僚へ疑問をぶつけてみると、以下のような回答が得られました。 中国語には、‘聖なる夜’をイメージする『平安夜(ping
an ye)』という言葉があり、リンゴ=『苹果(ping
guo)』はそれと同じ発音を持つものとしてクリスマスに贈る習慣が定着したとのこと。 駄洒落に近いような感じも受けますが(笑)、中国人の可愛いらしい一面が見えたような気がしました。
清この夜、世界中が平和で包まれる聖夜となりますように・・・メリークリスマス!!
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2010/12/22
試験休み
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学力試験で授業が休みになり、せっかくなので身近に迫った冬休みの旅行計画を立てるため情報収集へ 出かけて来ました。 友人から紹介して貰った中国国際旅行社’、長沙駅近くの大通りに2店舗あることを知らず担当者を探してウロウロ・・・ 土地の人間でないことがバレバレ(^^; 道端にいる靴磨きのお兄さんや占い師のおじいさん達の格好のカモです・・・(苦笑)
何とか魔の手を逃れ担当者の居る店舗へ辿り着きました。 さっそく‘雲南省’と‘桂林省’のツアープランを見せてもらう事に。 その際、国籍や年齢を確認・・・国籍はともかく年齢を聞くのは何故??私の聞き間違い?? と思い担当者へ質問された言葉を何度も鸚鵡返し・・・相手も困った表情(^^; 一先ず今回は資料を持ち帰り検討することにしました。
午後からは布市場へ。 市場では布を安く購入できるだけでなく、購入した布で好きなデザインの洋服を誂えてもらえます。 私も自身で考えたデザイン画を元に生地を選び縫製をオーダー。 職人さんの腕によって縫製代もピンキリであることを聞き、せっかくなので腕の良い職人さんへお願いすることに。 今回オーダーしたのは2着。
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ジャケット⇒生地代160元+縫製代260元 ・ ブラウス ⇒生地代
10元+縫製代120元
布代より技術料が高くついた今回の買い物(笑) 1ヵ月後の仕上がりが楽しみです。
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2010/12/19
第2回中日文化祭
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11月に開催を予定していた‘ジャパンウィーク’、最近の日中間の情勢を汲み企画も二転三転。 一時は開催も危ぶまれましたが、各関係機関の熱意ある働きかけが実を結び無事に開催することができました。 今回は昨年の第1回目の企画とは異なり、参列者やプログラムを制限。 大々的に広告もせず湖南大学の学園祭の一貫、‘中日文化祭’として行われました。
今企画最大のイベントであるスピーチコンテストでは、日中の学生達がそれぞれの視点で相手国に対する印象を 異言語で発表。 生徒達のユニークな対国観を通し次世代を担う若者達の世界観を見ることができたような気がします。 また、来賓の日本大使館公使ご夫妻の楽しい公演を敬聴できる機会にも恵まれました。 鹿児島がご出身だという公使、隣席した昼食会で気さくなお人柄に触れたちまち彼の外交マジックの虜に(笑)。 流石は外交のプロ、夕方から行われた交流会兼夕食会でも踊ったり、歌ったりと愉快な人柄を全開で会場を 沸かします。 学生達も同様に力の入ったコスプレパフォーマンスで会場を盛り上げました。
目的達成のため国を越え皆が一体となった今回のイベント、たとえ国や文化、就いている職業や立場が異なろうとも 皆同じ地球人であることを実感できる素晴らしい1日となりました。
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2010/12/15
初雪
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激しい雨、風と共に寒さが厳しさを増して来ました。
本日の最高気温2度、最低気温0度。
暖房器具の無い教室での授業は、吐く息も白くチョークを握る手も悴みます。 授業へ臨む生徒達もマフラーに手袋着用と完全防寒。
いつものように授業を進めていると、突然生徒達が騒ぎ始めました。 そう、雪が降り始めたのです! 今年初めての雪です。 子供達は大喜びで外へ出て遊ぼうと言い出す始末(^^; 流石に優しい立石先生もそれは許しません(笑)
授業が終わった途端に皆一斉に外へ飛び出し濡れるのもお構いなしに大はしゃぎ。 ‘子供は風の子’と言うけれど・・・凄い・・・。
‘大人は火の子’ということで、私はたまらずに防寒用のブーツを買いに。 近所の靴屋さんでUGGのブーツ、200元を発見! アグのブーツは日本だと2〜3万円はするはず・・・怪しい・・・でも、結構つくりもしっかりしていて、 マテリアルもシープスキンで保証書付き。 まぁ、現地用ということで(笑)
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2010/12/13
出入国届け
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ビザ切り替えのため日本へ一時帰国し、先日長沙へ戻って参りました。 ここ中国では入国後24時間以内にもと寄りの警察署へ出入国の報告が義務付けられています。(旅行者は除く) 海外は勿論、香港や台湾などの管轄外の地域へ旅行した場合も同様の手続を行わなければなりません。 ルールに反すると50元〜500元の罰金。最悪、国外退去になることも。
ルールに法り手続に行って来ました。 出頭日が日曜であったこともあり、あいにく外国国籍者の処理が分かる職員が不在。 警官達の言っていることが良く理解できない上に、私の怪しい中国語も上手く伝わらず笑が起きる始末で筆談と身振り手振りで必死に意思疎通。
日直の警官達があの手この手で調べている間おとなしく待っていると、昼食の時間になり、警察署内の職員専用食堂でご飯を頂けることに。
結局、日を改めて来るよう指示され無駄足となってしまいましたが、彼らの優しい気遣いと貴重な体験に満足(笑)
もちろん、再出頭し無事に届出は完了しましたのでご安心あれ。
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2010/12/04
ファッショ二スタ
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今回は、ファッション編。
やはり女性としては気になるところ、日本の友人達から長沙のファッション事情についてよく質問を受けるのでまとめてみました。
私の印象として、長沙の女性達は明るい原色をファッションへ取り入れる人が多いと言うこと。 また、スタッズやスパンコール、フリルなどでデコレートされたデザイン性の高いタイプを好む傾向も強いように思います。 一言で言うとデコレーションケーキのような華やかなファッションを好む女性が多いということ。
チーズケーキのようなシンプルファッションがお好みの方は、少々胃もたれするかもしれません。(笑) 勿論、アルマーニを意識したようなシックなお店もありますが、値段もそれなりです・・・。 ちなみに先日、入ったお店で見つけた素敵なコートはなんと4000元!! 大卒の平均月収が2000〜3000元という事を考えると、それが如何ほどなのか、お分かりいただけると思います。
それから、中国人女性は自身の年齢に捕らわれず、好きなファッションを楽しんでいるということ。 ミニスカートやショートパンツ姿で街を闊歩するマダム達をよく目にします(^^)
何事も控えめが良しとされる文化圏で育った者としては、年齢相応のファッションを・・・と考えてしまいがちですが、自分の好きなファッションを堂々と楽しむ女性達を目の当たりにすると何だか勇気が出てきます。
1年後、派手派手ファッションに身を包み天文館通りを歩いている立石を見ても、どうか後ろ指を差さないで下さいね(笑)
《写真:セレクトショップ街(通称、愛人街)》
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